To:チームメンバーのみんなへ
私は以前、実際にお客さんに会うことによって
仕事の充実感が上がるという話を書きました。
ご参考:エンドユーザーに会おう
しかし、実際のお客さんと会うメリットって、
(仕事の充実感ももちろんなのですが、)
仕事の効果という面でも意味があります。
たとえば、広告運用をしている人であれば、
実際のお客さんがどういう動線でウェブサイトを見たのか、
直接聞くことができます。
そうすれば、広告の出し方や分析の参考になるはずです。
また、商品開発でも同様です。
実際のお客さんに会って話を聞くと、
どんな悩みがあって、どれくらい強く悩んでいるのか、
それがとてもリアルにわかります。
すると、「この悩みを解決する商品を出したら
お客さんに貢献できそう!」と感じられるのです。
SNSやYahoo!知恵袋などで拾ってきた悩みよりも、
はるかに生々しいですので。
また、セールスライティングでも同様です。
自分が書いた文章をお客さんに見せて、
「どこが響いて、どこが響かないか」を聞くことで
改善ポイントが一発でわかります。
残念ながらインターネット完結で販売した場合、
売れたか、売れなかったかの0-100でしか
判断できないんですよね。
けれども、お客さんに目の前で読んで貰えれば、
もっと細かくヒアリングできます。
このように、どんなポジションであっても、
(とくに標本数が少ない時には)
対面または電話でお客さんと話すのは
とてもパワフルなことです。
定期的にお客さんに会ってみてください。