To:チームメンバーのみんなへ
私たちエッセンシャルでは、
マッチングインタビュー(採用面接)をするのが人事担当者ではありません。
なぜなら、そもそも人事部が存在しないからです。
その候補者と働くことになるであろう
未来の同僚たちがインタビューをします。
また、試用期間(通常は3か月間)が終わった際にする、
正式採用になるかどうかのインタビューも同様で、
未来の同僚たちがおこないます。
このときに重要な考え方があります。
それは、マッチングインタビューは少しだけ緩めに評価し、
本採用になるかどうかはかなり厳しく評価をする、
ということです。
意味、わかりますか?
その理由は、人間の前提として、
私たちはインタビューだけでは候補者のパフォーマンスを
正確に判断できないからです。
もちろん、私たちはインタビューのトレーニングを受けているので
下手な会社の人事部よりはインタビューがうまいはずです。
それでも、たかだか数時間話しただけでは
相手のパフォーマンスを見定めることはできません。
だからこその試用期間なのです。
試用期間中に、候補者の実際のパフォーマンスを見れば
ほぼ完璧に相手を見定められます。
つまり、本採用になったときのパフォーマンスを
もっとも正確に判断する方法は、
試用期間中のパフォーマンスを判断材料とすることです。
ですから、試用期間が終わったらもう一度インタビューをして、
そこで正式採用するかどうかを決めるのです。
また、正式採用のインタビューをするときには、
「この人は今まで試用期間で頑張ってきたから」
みたいな感情を脇において判断しましょう。
「この人が100人いたらハッピーか?」と。
もし、この質問に対してイエスと言えるなら、
正式採用でいいと思います。
ですが、微妙なのであれば見送ったほうがいいでしょう。