To:チームメンバーのみんなへ
『7つの習慣』の著者である
故スティーブン・R.コヴィー博士は
「第三の案」という概念を発表しました。
詳しくは本記事の図を見てください。
なぜ、この図を出したかというと、
これがまさにエッセンシャルのありたい姿だからです。
この記事でいうところの「案」とは、
私達の文脈ではこういったものを指します。
・ビジョン
・夢
・やりたいこと
・やりたい事業
・プロジェクト
この図において、
「自分」は「あなた」を指し、
「相手」は「エッセンシャル」を指します。
ですから、
自分の案というのはあなたのビジョンを、
相手の案というのはエッセンシャルのビジョンを、
それぞれ指すわけです。
そして、ここからが重要です。
コヴィー博士の考え方を学んでいない人だと
残念ながら妥協案になりがちです。
これは、エッセンシャルでやっているプロジェクトの中で
自分ができそうな仕事を探す考え方です。
もし、エッセンシャルのビジョンと
あなたのビジョンで共鳴するところが小さければ
妥協案も必然的に小さくなります。
その結果、本記事の図を見てもわかるとおり、
エッセンシャルとの関わりは小さくなってしまうわけです。
その状態が続くと、エッセンシャルの仕事に
ウェイトを置けなくなります。
ではどうすればいいかと言うと
自分の案とエッセンシャルの案が両方とも叶えられる、
大きなビジョンを考えて欲しいのです。
たとえば、新規プロジェクトを立ち上げるとか、
新事業部を立ち上げるとか、そういうことです。
これが「第3の案」になるわけです。
すると、エッセンシャルの仕事の中で
あなたの仕事をすることもできますよね。