To:チームメンバーのみんなへ
『7つの習慣』などの自己啓発書などでは
「自分のお葬式のことを考えて人生を送れ」
とよく言われます。
たとえば、あなたの近い人が、
弔辞であなたのことをどう言うのか、ですね。
「故人は生前、夢を追いかけた人だった」とか、
弔事の中で説明しますよね。
それが、あなたの人生の評価です。
メメント・モリ、死を想え。
こうすることで、実りある人生を送ることができる、
ということです。
それと同じことは企業にも言えると思うのです。
企業が死んだ時、つまり倒産・清算・廃業した時に
私たちに近い人たちはどう言うでしょうか?
※会社の承継や上場、売却などをしない場合です。
たとえばお客さんや取引先は
私たちの会社に対してどう言うでしょうか?
それが私たちの会社の、本質的な評価です。
「本当に素晴らしい商品を
世の中に出してくれてありがとう」
と言うでしょうか?
「この会社がもっと長生きしてくれれば
世界がもっと良くなったのに……」
と言うでしょうか?
逆に悪い評価かもしれませんね(笑)。
「良くない商品を売っていた会社だ」とか、
「詐欺的なマーケティングをしていた会社だ」とか
言う人もいるかもしれません。
ちょっと、考えてみてください。
個人と同様に会社の死を想うことで、
実りあるビジネスができるのです。