To:チームメンバーのみんなへ
オンライン決済サービス「PayPal」の前身をつくった、
経営者のイーロン・マスクがコミュニケーションについて
この記事で語っています。
ご参考:イーロン・マスクがテスラの従業員に宛てたメール「優れたコミュニケーションの姿」が頭にガツンと効く一撃
この記事の中から、イーロン・マスクの
コミュニケーションの仕方を引用します。
テスラで働く全ての従業員は誰でも、
最速で問題を解決して会社に貢献できると考えた相手に対し、
直接メールや口頭でコンタクトを取ることができるし、
そうすべきだ。
直属の上司の許可なしに、
その上の上司に話を持って行っても良い。
他部署の統括マネージャーにコンタクトを取っても良いし、
私(マスク氏)に接触しても良い。
誰にコンタクトを取る場合であっても、
誰からの許可も必要としない。
さらに、物事が正しい方向に進むまで、
自分にはその義務があると考えて良い。
この部分を読んだときに私が思ったのは、
「あっ、これは、私たちは意外とできているな」
ということです。
とは言え、それは人数が少ないからであり、
チームに加わる人が多くなればなるほど
どんな組織も官僚的になってしまいます。
ですので、注意は必要ですね。
また、心理学的に言うと、
オキシトシンのダークサイドもあります。
オキシトシンって、「幸せホルモン」なので、
分泌されるとストレスが緩和されるのですが、
残念ながらデメリットがあるのです。
それは、身内びいきをして、
部外者をいじめようとする感情を生むことです。
要は、創業メンバーとか中心メンバーだけで
コミュニケーションをとることが気持ちよくなって
部外者をチームに入れないようにするわけです。
ほら、子育て中の母親ザルって、
気性が荒くなって、人が近寄ろうとすると、
「キィー」と前歯を見せて威嚇するじゃないですか。
ああいった排外感情は、子育てによって分泌される
オキシトシンが原因なんですよね。
私たち人間も所詮動物なので、
気をつけなければオキシトシンのダークサイドに
落ちてしまいます。
そこは注意するようにしましょう。