To:チームメンバーのみんなへ
突然ですが、五択のクイズです。
私たちが普段着ているTシャツですが、
これを1枚作るのに何リットルの水が必要でしょうか?
A:0.2リットル
B:2リットル
C:20リットル
D:200リットル
E:2,000リットル
答えを聞いて驚かないでくださいね。
なんと、Eの2,000リットルです。
たかだか1枚のTシャツを作るだけなのに、
こんなに膨大な水を使わないといけないのです。
これは私が色々なところで言っていることですが、
アパレル産業(と自動車産業)は
特に環境破壊をしています。
しかも、作られた服の半分は消費者に買ってもらえず、
捨てられるなり燃やされるなりするのです。
ひどい話ですよね。
視点が高く高潔なグローバルエリートたちは
こういったことに胸を痛めながらビジネスをしているのです。
さて、あなたは、SDGs(エスディージーズ:
Sustainable Development Goals
= 持続可能な開発目標)という概念を知っていますか?
この概念は2015年9月の国連サミットで採択され、
国連に加盟している193か国が2030年までの間に達成する
17個の目標として掲げられました。
ご参考:SDGsとは?(外務省のページ)
このSDGsの中には新興国にとって重要な目標もあります。
・貧困をなくそう
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
・飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、
持続可能な農業を促進する。
・安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と
持続可能な管理を確保する。
こうった目標を、世界の国々は力を合わせて
2030年までに達成しようとしているのです。
もちろん、私たち先進国にとって重要な目標もあります。
・働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の
完全かつ生産的な雇用と働きがいのある
人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
・人や国の不平等をなくそう
各国内及び各国間の不平等を是正する。
・つくる責任 つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する。
SDGsはこのように、自己中心的な目標ではなく、
世界の国々のためとか、未来の世代のことまでを考えた
包括的な目標になっていることが特徴です。
このSDGsは、私たち人類共通の願いであり、未来です。
ところで、多くの商売人が標語にする
「三方良し」という概念があります。
このSDGsに比べると、(古い概念なのでしょうがないですが)
本当に視点が低いですよね。
三方良しというのは
・売り手良し
・買い手良し
・世間良し
と、3つのことで、狭い範囲の中でしかものを考えていません。
SDGsのほうは、世界中の国や未来の世代のこと、
あるいは生態系や気候変動などの環境までを考えた
とても視点の高い目標になります。
そして、さらにそれらの持続可能性をも考えています。
私が言いたい事はもうわかりますよね。
SDGsを単なる政治的な目標ととらえずに、
私たちのチームにとっても関係があると考えて
ビジネスをしていきましょう、ということです。
私も教育ビジネスをしている人間として、
お客さんをこちらの方向へ導きたいと思っています。
島田浩行
SDGsのキーワードに反応してしまいました。
つい最近、ESG投資の働きに、SDGsの世界の社会問題解決に向けて17個の目標を達成するために持続可能なモデルで、社会貢献しながら、リターンを得ることを考えて行動している真っ最中だったので、見過ごすわけにはいかないとよませていただきました。
相馬さんの働きかけも
持続可能なモデルであることに世の中の腐敗社を挫くべく、救済しながら感謝される働きに協調性を感じました。
ありがとうございました。