To:チームメンバーのみんなへ
「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」
これはシリコンバレーの投資家であり、
ペイパルの創業者のピーター・ティールの言葉です。
この大切な真実に基づいて起業することが大切だと
彼は言っているのです。
私はこの言葉を読んだときに、
「ああ、私がやってきたのは、これだったんだ」
と感じました。
もしそれが自分の独善的な思い込みではなくて、
本当に「真実」なら時代が徐々についてきます。
そして、マイナーだった業界は徐々にメジャーになってきます。
たとえば、「お金の心理学」をリリースした当時、
多くの日本人(ひいては起業家)に足りないのは
「自己肯定感」
だと思っていました。
今でこそ自己肯定感という言葉を多くの人が知っていますが、
当時はほとんどの人が知りませんでした。
事実、グーグルトレンドで検索してみると、
自己肯定感というキーワードが世間ではやり始めたのは
2018年頃からです(本記事の図を参照)。
私がお金の心理学をリリースしたのは2014年なので
だいぶ前ということになります。
だからこそ、自己肯定感という言葉が広がるにつれて
私たちの商品も売れるようになっていきました。
もちろん、私たちの企業努力によって
自己肯定感が広まっていった部分も
少しはあるかもしれません。
いずれにしても、真実というのは広まっていきます。
起業をした当時はほとんどの人が賛成してくれなくても、
大切な真実を信じて、進んでいきましょう。