To:チームメンバーのみんなへ
「このまま一生砂糖水を売り続けたいのか?
それとも、私と一緒に世界を変えたいのか?」
これは、アップルの創業者スティーブ・ジョブズが、
ペプシコーラの社長として活躍していたジョン・スカリーを
引き抜いた時の有名な言葉です。
この言葉に説得されて、ジョン・スカリーは
はなばなしい業績をあげていたペプシコーラを辞めて、
アップルのCEOに就任しました。
しかし、ジョン・スカリーは当時を振り返って
このように述懐(じゅっかい)しています。
「アップルの最大のミスは、私をCEOにしたことだ」と。
それは、ジョン・スカリーがCEOに就任後、
アップルの業績が地に落ちてしまったからでしょう。
そして、こう言えるジョン・スカリーの懐の広さには
誰もが敬服するところだと思います。
さて、私が感じているのは、
なぜジョン・スカリーはアップルの業績を
上げられなかったのか、という疑問です。
その一番大きな理由は、
「アップルの文化にジョン・スカリーの価値観が
まったく合っていなかったから」
だと私は考えます。
それはまるで酸とアルカリのような関係で、
アップルの強みを中和してしまったのでしょう。
「ジョン・スカリーは一生砂糖水を売り続けろ!」
ということですね。
私たちはこのことを心に深く刻む必要があります。
どんなに優秀な人だったとしても
私達の文化にあっていなければ
ローパフォーマーになってしまうのです。
ですので私たちがマッチングインタビュー(採用面接)をする時には
候補者が私たちの文化に合うかどうかを見極めるのは
「優先事項」ではないということです。
「“最優先”事項」だということです。
私たちの文化は理念や価値観によって決まるので、
もう一度このページを見てくださいね。
ご参考:パーソナルプロモートのミッション