To:チームメンバーのみんなへ
靴の通販会社であるザッポスという会社の
創業者であるトニー・シェイはこのように言います。
「都市の規模が2倍になると、
イノベーションと生産性は15%増えます。
一方で、企業は大きくなればなるほど
イノベーションと生産性が下がります」。
それは、都市は規模が大きくなったときに
インフラを作ろうとするからであり、
企業は規模が大きくなればなるほど
社員を監視しようとするからです。
監視とは、たとえば、就業規則などを増やすことです。
どんな会社でも(もちろん私たちの中にも)、
社員全体の1%くらいに問題を起こすバカがいて、
そいつを取り締まるためのルールが就業規則です。
たしかに、社員の数が増えると、バカも出てきますからね。
ただ、私に言わせれば、そういうバカを取り締まるために
就業規則を作る人はもっとバカです。
なぜ、善良な99%の社員まで割りを食って
取り締まりされないといけないのでしょうか。
そんなことをしているから、
イノベーションや生産性が下がるのです。
1%のバカが問題を起こしたときに
ルールを作るのは大バカ者がすることです。
監視は最低限にするのが正解ですね。
監視をするよりも、インフラを作りましょう。