To:チームメンバーのみんなへ
『超一流になるのは才能か努力か?』という本で、
著者のアンダース・エリクソンはこのように書いています。
「運転歴20年のドライバーは、
運転歴5年のドライバーよりも
運転技術が劣っている可能性が高い。
自然にできるようになってしまった能力は
改善に向けた意識的な努力をしないと
徐々に劣化していくためだ。」
私はこの文章を読んだときに、
「ガーン」とハンマーで殴られたような
強い衝撃をうけました。
全てのドライバーがそうだとは思いませんが、
少なくとも私に限って言えば、
そのとおりだと思うからです。
私は約20年間のペーパードライバーです。
車の運転をするのは年に数回くらいで、
沖縄とかハワイなどに旅行したときの
レンタカーくらいしか運転しません。
道路交通法も少しずつ忘れていて、
最後に車を運転したときには違反切符を切られました(笑)。
はみ出し禁止の黄色い線を超えて
フラーっと車線変更を私がしたところ、
そこに警察官がこっそり立っていたからです。
警察官が急に出てきて手招きされたときには
「このクソが!」と腹が立ちましたが、
クソは私でした、すみません。
後日、銀行で6,000円の罰金を払いました。
だいぶ話がそれてしまいましたが、
エリクソンが言いたいことは
改善に向けた「意識的な努力」の重要性です。
ただ漫然とやっているだけでは、
スキルは上達していかない。
それどころか、スキルは落ちていくのです。
・周りからフィードバックをもらい続けていますか?
・やった後に、チェックリストを使って確認していますか?
・基礎となる技術を定期的に振り返っていますか?
自分のコアとなるスキルについては
「意識的な努力」が必要です。