To:チームメンバーのみんなへ
私たちのチームでは「お互いの強みを見つけ合おう」
ということをよく言っています。
そのためには、相手の強みを見つけたら、
「これはあなたの強みだから、積極的に伸ばしてみたら?」
と相手にフィードバックしてあげるのです。
そして、弱みを見つけたら、
「これはあなたの弱みだから、無理して努力しないほうがいいよ」
と相手に引導を渡しましょう。
ご参考:早く引導を渡せ!
それで、どうやって強みや弱みを判断するかというと、
「一貫して価値を生み出しているかどうか」
にフォーカスすることがポイントです。
たとえば、あるチームメンバーが
ダイレクトメールを使ってのキャンペーンをして、
毎回成功させていたとしたら、その人はそれが強みなのです。
なぜなら、売上という価値を
一貫して生み出しているからです。
この場合、その相手に
「あなたはダイレクトメールに関する強みがあるから、
それを今後も続けた方がいいと思います」
とフィードバックをするのが相手への貢献です。
一方で、弱みとは、一貫して価値を生み出していない分野です。
たとえば、作業をしてもあまり売上につながっていなかったり、
そもそも作業をするスピードがあまりにも遅かったり、
人からアドバイスをたくさんもらっても
あまりスキルアップが見られなかったりする分野です。
こういった分野に関しては、その人の弱みだと判断します。
ですから、引導を渡しましょう。
「あなたは、その分野が弱みだから、
その能力を伸ばそうとするのはやめたほうがいいと思います」
と伝えるのが相手への貢献です。
このように、「一貫して価値を生み出してるかどうか」に
フォーカスをしましょう。
もし一貫して価値を生み出していないのであれば、
たとえその人がどんなに頑張って作業していても、
引導を渡すしかないのです。
その人の頑張りにフォーカスをしてしまうと
強みと弱みの判断を見誤ります。
頑張ることなら誰でもできますし、
そもそも頑張れないような人は私たちのチームには不要です。
大切なのは、自分の強みで頑張ることです。