To:チームメンバーのみんなへ
ビジネスをしている時に
なにかの選択肢で迷うことってありますよね。
たとえば、ある行動をするか、しないか。
プランAでいくか、プランBでいくか。
そういった時に、2つの選択肢を
「私たちのチームの売り上げに直結するかどうか」
といった評価軸だけで評価しないでほしいのです。
もしどうしても迷う時は
「真善美」という評価軸で考えてください。
真善美は人間の理想のことで、
・学問において「真」なること
・道徳において「善」なること
・芸術において「美」なること
の3つを指します。
もし2つ以上の選択肢に迷ったら、
真善美の条件を満たす選択肢が正解ですので、
それを選んでください。
ただし、誤解しないでほしいのですが、
私たちのチームの売り上げを増やすことが
真善美ではありません。
たとえば、心理学の実験データとちがうことを言って
セールストークを作れば売り上げは増えますが、
それは真ではありません。
たとえば、誇大広告をすれば売り上げは増えますが、
それは善ではありません。
たとえば、絶対に必要がないと断言できるお客さんに
私たちの商品を売りつけることは、売り上げは増えますが、
それは美ではありません。
もし私たちのチームの売上を上げることが
真善美であると設定したら
典型的な銭ゲバ企業に堕してしまうことでしょう。
それは避けましょう。
また他の会社のビジネスのやり方を学ぶ時にも
他のビジネス書などを読む時にも
真善美から外れているものは学ばなくていいです。
そもそも、真善美から外れているものは
どのみち破綻するので実践する必要はありません。