オールラウンダー

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オールラウンダー To:チームメンバーのみんなへ


オールラウンダー(なんでもできる人)は
世間一般では「良い」人材とされます。


ですが、私たちの組織においては
オールラウンダーは「悪い」人材です。



なぜなら、私たちはお互いの強みを活かしあい、
弱みをお互いに支え合う組織だからです。



オールラウンダーとは大して何もできない人であり、
自分の強みが活かせていない人なのです。


強みを活かす努力をせず、
弱みを改善しようとしなければ
オールラウンダーにはなれないからです。


この論拠になるのは、(人の容姿と同様に)
私たちの性格や能力は先天的に大きく偏っていて、
後天的な努力では追いつきにくいという事実です。



では、どうしても強みが活かせないのか?


その理由は、「あきらめ」ができていないから。


私たちのチームで100種類の仕事があったとしたら、
そのうち97種類くらいの仕事を捨てることが
「あきらめ」です。


「あきらめ」をちがう表現にすると、自己受容ですね。


自分の弱みに対して劣等感を持ってしまったり、
改善しようとしたりしているのであれば、
それを手放すことが自己受容です。



そのときに意識することは3つしかありません。


・自分の弱みについては、「私はこれが弱みです!」と
 積極的にチーム内で言っていくこと。


・自分の強みについては、「私はこれをやりたいです!」と
 謙虚にならずにチーム内で言っていくこと。


・弱みか強みかわからないことはさっさと試し、
 自分の向き不向きを把握すること。




これを繰り返していくと、強みを活かせるようになります。


ゆえに、強みを活かしている人ほど
自分の弱みをあきらめている人と言えます。


残念ながら、強みを活かせていない人ほど
自分の弱みをあきらめ切れていない人です。


いずれにしても、もっとも重要なことは、

・強みを活かそうとする前に、弱みをあきらめろ!

・弱みをあきらめていないなら、強みとか贅沢言うな!

・強みか弱みかわからないなら、さっさと試せ!


ということです。




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