To:チームメンバーのみんなへ
強いチームの条件の1つに、メンバーの多様性があります。
これは、ただ単に老若男女を集めればいいと
言いたいのではありません。
LGBTを採用すべきと言いたいのでもありません。
そういった見かけ上の多様性ではなく、
能力や性格や視点の多様性のことを指しています。
そして、多様性は目的ではなく、結果です。
優秀なメンバーを採用した結果として、
チームの中に多様性が生まれるのです。
さて、ここでひっかかりやすい陥穽があります。
それは、私たちはマッチングインタビュー(採用面接)のとき、
自分と同じような人を採用してしまいがちだということです。
・自分が一緒に働きたいと思える人
・自分と同じような能力や性格を持った人
・自分が嫌悪感を持たない人
こういう人だけを採用してしまうと、
チームの中に多様性がうまれません。
言い換えると、マッチングインタビューにおいて、
たとえ自分が一緒に働きたくないと思っても
採用したほうがいい場合もあるのです。
優秀で、会社の文化に合っていて、道徳観があって、
目標達成力さえあればいいわけですから。
多様性という点で、自分にとって最も必要なのは、
自分が一番嫌いな人なのです。
ですので、多様性を受け入れられない人は
私たちのチームに居場所はありません。