To:チームメンバーのみんなへ
「会社は誰のものか?」
この問いに対しての答えですが、
「会社法」にもとづくなら「株主」のものです。
これは日本だけでなく、先進国で同じです。
株主は圧倒的な力を持っていて、
会社の社長をクビにする権利も持っていますし、
会社を潰す権利をも持っています。
ですが、「会社法」は時代遅れだと私は思っています。
たとえば、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスは
世界有数のお金持ちですよね。
それでは、アマゾンの他の創業メンバーに比べて
なぜジェフ・ベゾスだけが何万倍もの資産を
持っているのでしょうか?
この格差は不適切なほど大きいと私は思っていて、
要は株主の力は大きすぎると言いたいのです。
力が大きすぎると、その株主の私利私欲のために
会社を操縦できてしまうからです。
つまり会社が株主のためのものになると、
会社の存在意義や理念が薄くなって、
私利私欲で暴走しかねないと思っています。
たとえば、会社の上場を目指す人の中には、
私腹を肥やすとか名誉欲を満たすという目的の人も
少なからずいますしね。
さて、弊社の株主は誰でしょうか?
これは「会社法」の範囲内で答えるならば、
相馬ということになっています。
しかし、私は会社法にとらわれずに考えてていて、
「弊社の実際の株主は世界である」と信じています。
つまり、世界中の人が弊社の株を持っていて、
世界をより良くするために応援してくれている、
というのが私の信条です。
同時に、弊社が変な方向に行かないようにと
監視をしてくれているとも考えています。