To:チームメンバーのみんなへ
私の仕事観は「仕事の報酬は仕事である」というパラダイムです。
もしかしたら、世の中の多くの人は、「仕事の報酬」というと、
収入とか、昇進・昇給を意味しているかもしれません。
ただ、私たちのチームでは、そのパラダイムでは
働き続けることはできないでしょう。
特に、あなたの収入が高くなって、
年収1000万円を超えたあたりから
収入が上がっても幸福度が上がらなくなっていきます。
もし「仕事の報酬はお金」というパラダイムだと
年収1000万円を超えれば超えるほど
仕事のやる気が出なくなることでしょう。
だから、私の場合、仕事をしている最大の理由は
「仕事そのものが単純に楽しいから」なのです。
これはToMo指数の研究結果なのですが、
仕事のやる気にプラスに働くのは下記で、この順です。
1.楽しさ:仕事そのものが楽しいから(10倍)
2.目的:仕事によって直接生み出される成果、
世の中への影響が大切だから(5倍)
3.可能性:将来の自分の夢につながる能力が
磨かれるなど、二次的な成果が大切だから(1.67倍)
逆に、仕事のやる気にマイナスに働くのは下記で、この順です。
▲1.惰性:特にこの仕事をしている理由もなく、
惰性で続けている(-10倍)
▲2.経済的圧力:この仕事を失うと、金銭的な目標・
生活維持ができないから(-5倍)
▲3.感情的圧力:お客様、同僚、上司その他、
自分を気にかけてくれる人を落胆させないため(-1.67倍)
※以上は、下記の記事より引用
「きちんと管理すれば企業は成長する」の迷信が企業を衰退させる〜ToMo指数の研究〜
ですので、まず自分の心に問うてみましょう。
「私のこの仕事は、仕事そのものが楽しいか?」と。
イエスならそのまま続けてほしいですが、
ノーならできるだけ止めるか委任するかしましょう。
私の場合、本当に楽しいと思える仕事だけをして、
ちゃんとお金ももらえるという幸せな環境に慣れすぎてしまって、
もうお金のためだけには働けなくなってしまいました。
ですので、たとえ時給が低い仕事だったとしても、
仕事そのものが楽しければ積極的にやるようにしています。
逆もしかりで、どんなに時給が高い仕事だったとしても
仕事そのものが楽しくなければやらない、と心に決めました。
多くの人が楽しいと思える仕事だけをして、
ちゃんとお金ももらえるような社会を作っていきたいですね。
まずはチームの中でそういった状況を作っていきます。
ですので、周りのメンバーが惰性で仕事をしていたり、
楽しくなさそうな仕事をしていたりしたら、
それをフィードバックするようにしましょう。
「その仕事はあまり楽しくなさそうなので、
もっと別の仕事をしたらどうですか?」と。